2021年春、介護保険制度はどうなるの?~12月22日(日)高齢社会をよくする女性の会・大阪が最新情報を知るフォーラム~

 高齢社会をよくする女性の会・大阪が、12月22日(日)に大阪市中央区のドーンセンターで介護保険フォーラム「身近に迫りくる介護! なのにドンドン 使いにくくなる介護保険制度! どうしよう…どうにかしないと…!」を開く(要事前申し込み・先着順・定員72人)。

 施行から20 年目となる介護保険制度について、厚生労働省は「給付削減と負担増」を基調に、軽度者(要支援1、2と要介護1、2)の切り捨てと、在宅サービスの削減を進めようとしている。現在、社会保障審議会介護保険部会では、2021年度から始まる第8期介護保険事業計画に反映させる法改正に向けて審議が行われており、12月末には取りまとめが行われる予定だ。

 こうした見直しの方向に危機感を募らせた同会は、11月9日に「要支援認定者への地域支援事業への移行の影響も充分に把握しないまま、さらに要介護1、2を地域支援事業に移行しない」ことなど、4項目からなる要望書を介護保険部会に提出。12月22日のフォーラムでは、同審議会の介護保険部会と介護保険給付分科会で委員を務める石田路子さん(名古屋学芸大学看護学部看護学科教授、NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事)を講師に招き、審議会での議論についての最新情報を聞くという。

 高齢社会をよくする女性の会・大阪は「介護保険認定者の 8 割以上が後期高齢者で、80 歳以上は約半数、90 歳以上では約 8 割が介護保険を利用している。昨年25周年を迎えた私たちの会では、発足当時は親の問題だった介護が、いまや私たち自身の問題になっている。私たちは当事者として情報を発信していく。若い人にも将来の自分たちの問題として、共に考えてほしい」と呼び掛けている。

 12月22日の介護保険フォーラムは13時30分~16時(13時開場)。参加費は一般500円、会員300円。

 【申し込み方法】高齢社会をよくする女性の会・大阪のホームページにあるチラシをダウンロードして事務局にFAXするか、名前(フリガナ)・住所・電話・FAX・メールアドレス・所属(仕事)を書いて、下記のアドレスにメールで。wabas-osaka@mbm.nifty.com

 ※定員72人に達し次第締め切り。満了で参加できない場合のみ、事務局から連絡がある。

 【問い合わせ】事務局 TEL/FAX 06・6762・0550




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